第138回 定例活動報告
「東の森(5月19日 第3日曜日)」

全体報告<大日向>

DSC_5690.JPG急激に暑くなってきた為、期待した山野草新芽のてんぷらは中止せざるを得なくなったが、それを期待?して21名が集まった。

前回は対面の山とテラス新設組と二つに分かれた為、山組にとってテラスは一か月ぶりである。

この春で7年目の活動に入るが数か月をかけて材を運び出し新しいテラスが新装お披露目となった。老朽化した従来のテラスを撤去して更に拡張作業(別記)が続いた。6~7名の男どもが腰が痛い、疲れたと言いながら嬉々として動き回っているさまはまさに男の時間、男のホビー、男の空間ともいえる。

山の作業は間伐めいた除伐作業(別記)と椿山での樫類の常緑中低木の伐採(別記)とに分かれた。除伐がすすんだ作業道で明るくなった林を見下ろしながら涼しい風を受けるのは格別であるし椿山も林床が広がり圧迫感が無くなった。

シイタケは今回で収穫が終わり、柚子の白い蕾があちこちにみられる様になり2週間後の定例活動が待たれます。又、日当たりが良くなったははそ道ではクサ木、タケニクサ等が勢いよく繁茂してきて環境によっての変化を感じる日が続いています。
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活動報告(青木)

DSC_5715.JPG前回参加の3月は木々の蕾がふくらみはじめ、大地ではフキノトウなど春の息吹が感じられる季節でした。二ヶ月ぶりの参加となりますが、ぼんぼり山はすっかり緑が濃くなり空の青に映えてます。都内から富士山が見える日数が年間100日を超え、都内の空も明治時代に戻ったというニュースがありましたが、ここぼんぼりは都内の喧騒や空の汚れとは無関係に時を刻んでいるようです。

本日の作業は基地と竹林間の斜面の除伐で、4名で作業にあたりました。除伐相手はほとんどが樫とアオキの常緑樹です。わずかな光のなかで光合成を行い炭酸ガスを酸素に変え彼らなりに一生懸命いい仕事をしているのに人工林では常緑樹故の不都合があるようで伐採の対象になります。特に同姓のアオキさんには申し訳ないと思いながら除伐を進めます。この伐採作業は眼の前の相手を只ひたすら刈り進めるだけですが、次から次に相手が現れますので休まる暇がありません。誰か休んでいる人がいないか見渡しますが皆さん忙しく手を動かしてます。4人横一列で作業を始めましたが自ずと作業範囲が決まりますのでサボっていますと作業の遅れが一目瞭然なので体にムチを打たざるを得ません。

DSC_5752.JPG丁度この時コーヒー出前の声、本日のマスター、料理長はまるで神様のようでした。この斜面は下の方は密生してましたが、途中からは数年前伐採されたようで、樫は数センチの切り株から新たな小枝が出ている状態でした。作業は順調に進み通称[北山道路]から上は視界も開けておりましたので、比較的目立つ木を除伐したのみで作業終了としました。皆さんご苦労様でした。



活動報告(赤井)

1ヵ月ぶりのぼんぼりは緑が濃くなり山の様子が変わった。
ケヤキ・コナラ・アラカシ・ホウなど高木の伐採が進み雑山に日射しが戻った。
クサギやタケニグサなど下草が日を浴びて大きく伸び、柞道を覆っている。

今日の作業は雑山上部の椿山の手入れである。会長以下4名が椿に日光が届くようにとアラカシなどの小径木を伐採した。

今日は、まったりと風に吹かれているととても気持ちの良いさわやかさだけど作業を始めると汗が吹き出し、息も上がる。伐採し枝をはらって処理する。ガレた斜面の上り下りがつらい。Tさんの「熱中症に気をつけて」にもう若くないんだと休みながらの作業でした。
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DSC_5746.JPGDSC_5749.JPGやい!倒れろ!小4H君.JPGやい!倒れろ!小4F君



活動報告(北山)

土木班活動報告
一か月以上活動に参加できないでいましたが、前回(5/4)の活動報告で土木班のみなさんがテラスのリフォームに取組んでいる写真を見て、今回は是非とも参加しなければとの思いに駆られて出席、何とかテラスの修復に係らせていただきました。

活動報告ですが、今回はテラスのリフォームに全力投入ということで、物置小屋周りのテラスを解体し整地、土台の柱の埋め込み、テラスの枠どり?まで作業を進めました。次はテラス用の丸太を集めなければいけないのですが、かなりの重労働が想定されます。どのあたりから調達するのが適切かが次回のテーマです。順調にいけば次回に、斬新で鋭角的デザインのテラスが完成するかもしれません。

あとミョウガ畑の草取りをしました。ミョウガ畑の下に親方が何かの苗を植えていました。
テラスの作業についてちょっと曖昧な書き方をしてしまいましたが、次回はどうしても参加できません。土木班のみなさん怪我をしないように頑張ってください。申し訳ありません。

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第137回 定例活動報告
「東の森・対面の森(5月4日 第1土曜日)」

全体報告<大日向>

DSC_5536.JPG集合場所で朝礼2回の活動が雨にたたられ今日は久しぶりの快晴!
新緑の稜線がはっきりと見える最高の山遊び日和です。

自転車愛好者、久しぶりの参加者等19名が駅に集まり車に分乗して山に入ったが、ゴールデンウイークとあって幹線道路は混雑したもののいったん盆堀川に入るとスムースに、それでも川には早々とバーべキューグループが入り込んでいた。昼食は珍しく2か所に分かれて取るという変則な作業日となってしまったがそれぞれが素敵な汗を流した。

まずはテラス組
新しいテラスを作ろうと前々から作業を続けてきたが、今日はいよいよ最終日(別記)!新しいヨシズを屋根にかけ、古いテラスを撤去して完成、次回オープンの運びとなります。従来のテラスはその時の間伐材を運びおろして利用したが、それから6年同じ場所からの間伐材でありながら一回り太くなって歳月を感じさせてくれました。シイタケもそれなりに採取出来たのも喜ばしい。次回は新テラスで山菜てんぷらを賞味しようと楽しみにしています。

対面の山
臨時作業日を設けて100本近くの杉・桧の皆伐をしてきたが今日は最終日です。
掛り木となった高木の始末、伐採木の玉切り、日陰を作る常緑広葉樹の伐採・整理、伐採木の枝切り等(別記)各人が分かれて取り組んだ。しかしながら急峻な山道を登りきっての作業でもある為、比較的高齢者は休み休み、昼飯をとり景色を堪能した人もいたがそれも又良しであるし、今まで見えていなかった風景を望むのは格別でもある。

終わりの会は自治会長宅前庭で対面の山を眺めながら行った。


活動報告(皆川)

今回もまた久しぶりの参加となってしまいました。前回の2月と打って変わり、山は若芽、若葉が勢いを増し、まさに「山笑う」さまを呈しています。あちこちから聞こえるうぐいすは、平地で聞く声よりも格段に澄んだ音色で歌い、声量も大きくこれぞ“うぐいす”という感じです。

さて今回はいつものテラスがある森ではなく、ぼんぼり川をはさんだ対岸の山での作業にお供することになりました。急な斜面を登り始めてから気が付いたのですが、私をのぞいた他の人はみんな、山用の地下足袋に脚絆など森林作業の完全武装です。いつものようにテラス組に入れば良かったか?と思いましたが後の祭り。

DSC_5547.JPG尾根より北側城山方向30分くらいかけて急斜面をほとんど直線的に登って尾根に到着すると、尾根の両側は会のメンバーがすでに皆伐した区域が広がり下に民家が見え隠れしています。
周囲の山々は緑の濃淡のパッチワークのようで、見ているだけで心休まる景色です。淡いところは広葉樹などの天然林、濃いところはスギやヒノキの人工林ということです。とてもきれいなのですが、この緑の濃淡から戦後の植林運動の徹底ぶりがしのばれます。

DSC_5597.JPG尾根に到着後、みなさんは早速それぞれの持ち場に向かい、かつぎ上げたチェンソーでの玉切りや、なたでの枝払いなどの作業に取り掛かりました。みなさん手慣れたものです。私はというと、みなさんの手さばきに見とれながら、急斜面を登って切れた息をもとに戻しているうちにお昼になってしまった次第です。それでも午後は手にする唯一の道具である、会から拝借したのこぎりで細めの広葉樹を選び何本か伐採しました。細いといっても軽く10年以上は経っていると思えば切ってしまうのは忍びない気持ちがします。

森林に入るといつも思うのですが、長い年月をかけて成長した木材を切り倒すのは、森のために必要なことだと理解しつつも心に引っかかるものがあります。
それは伐採した木が山からおろされて木材としてきちんと利用されないことが多いからかもしれません。まことにもったいないのです。

今日で森林のオーナーから依頼された作業はすべて終了したということです。帰りにオーナー宅でほくほくのじゃがいもをいただきお開きになりました。
お昼にいつもの味噌汁がいただけなかったことがちょっぴり残念でした。
DSC_5538.JPG東側斜面下部DSC_5539.JPG東側斜面中部DSC_5540.JPG東側斜面上部
DSC_5549.JPG尾根付近の様子DSC_5553.JPG西側斜面DSC_5554.JPG西側斜面



活動報告(尾関)

場所: 盆堀川を挟んだ伐採地

雨にたたられた4月の活動日とうってかわって晴天に恵まれた絶好の活動日でした。盆堀川を渡り、急峻な北向き斜面の足元を確かめながら、一歩一歩ユックリと尾根筋まで登りました。

DSC_5586.JPG2回の臨時活動のお蔭で、伐採が進んでおり、残り作業は伐倒木の枝切り・玉切り・常緑広葉樹の伐倒で、チェンソー作業者は玉切り・枝切りに斜面を下りて、手鋸作業者は、尾根筋にある伐倒木の枝切り・常緑広葉樹の伐倒と、それぞれの持ち場に散開し、整備作業に没頭しました。

作業は、急峻な斜面、狭い尾根筋、伐採枝のカタヅケスペースがないという、なかなか歯ごたえのあるものでした。一方で、お昼休みの眺望の良さは作業ガンバリのご褒美という感じでした。

14:30に作業を終え順に作業地を下りましたが、高橋様宅に戻った頃にわか雨になりました。みんなの日頃の行いのよさが証明されました。
盆堀に来る楽しみの一つである「コーヒーの出前サービス」、「味噌汁」がなかったのは残念でしたが、お蔭さまで、心地良い疲労感を味わうことができた良い一日でした。感謝。
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活動報告(清水)

6年目の基地リニューアル

DSC_5685.JPGゴールデンウイーク真っ最中のぼんぼり活動なので欠席者が多い。その上、大方の森林整備部隊は山主さんの山への整備に向かったため、基地は総勢8名。しかしいつも基地周辺にいるメンバーのため普段とあまり変化は感じられない。強いて言えば、朝礼や終礼がなく、昼食時の人が少ないことくらいだ。そんな訳だから活動内容もいつもと同じように始まった。

まずは一人が基地周りの草刈り。新緑シーズン到来とともに雑草も伸び始める。あまり伸びていないうちに刈り取れば簡単に終わる。ものの20分くらいで終了。「コーヒーがはいったよ~」の呼びかけにみんな集合。しばし歓談ののち本格的な作業開始。大量の柚子枝剪定枝の焼却。そして森の中に分散したシイタケの採取。今日は大小10ケ位とれた。だが次回分の芽?はほとんど姿を現していない。多分シイタケシーズンは終えたようだ。シイタケは自宅でも栽培しているが、一番いいのが沢山採れるのが10月から11月頃。12月はお休み状態で1月後半から少しずつ採れ始める。ただ寒さと乾燥で成長は悪く、場合によっては寒い季節だから干しシイタケのようだ。3月後半から4月にかけてまた採れ始める。この時期は秋程ではないものの、量的には遜色がない。だから秋は「きのこシーズン」というのはどうもあまり当てはまらない。ともあれ、シイタケについては秋までサヨナラのようだ。代わりにミヨウガの新芽が出始めた。去年の例でいえば200ケの収穫は堅い。フキもフキノトウは終わったがフキそのものは食べごろだ。今日のお昼の味噌汁にも入っていたし、お土産にもなった。来年はタラノメの栽培をし、これまた楽しめそうだ。
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6年目に入ったテラスも相当ガタガタになってきた。丁度このぼんぼり活動の第1回目が平成7年5月5日だったからもう丸6年過ぎたことになる。ガタガタになるのも至極当然かもしれない。当初、このテラスを作ったのは伐採木の整理、乾燥、基地内に平場を作ることだった。いわば一石三鳥を狙ったものだったが乾燥はしたものの別に何かの材料として使うことはなかったから結局は一石二鳥にとどまった。丸6年もたつと木も成長し、高く太くなっている。作ったころのテラスの丸太は比較的細いので、真ん中にチェンソーを入れると簡単に半分に切れる。それを皆で片付けて空いたところを掃除。思いのほか広く何か明るくなった気がする。物置の前は次回までそのまま状態。次回一気に新しい丸太に入れ替えの予定。ただ今度の新しい木はみんな太い。細いのは間伐し終わり、残ったものは高く太く成長しているからだ。今度のテラスはもっと長持ちしそうだ。残されたキッチンはどうする? 意見としては対面式キッチンとか。誰と対面? テラス前のヨシズも2年振りに張り替えた。やっぱり新しいと気持ちがいい。「氷」とか「あまざけ」の看板が似合いそうだ。そんなことで基地周りは6年目のかなりのリニューアルとなった。
DSC_5659.JPG解体 !DSC_5672.JPG解体 !!DSC_5641.JPG逃げろ !!!
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作業が終わって山をみると森林整備班の活動成果が真正面に見える。目を凝らしてよく見ると仲間の姿がちらほらと見える。遠いせいか動きはあまりないが少しずつ動いているのが見える。山主さんの対面の山の伐採作業と思っていたが、山主宅で対面の山の裏側?横側? だが基地から見ればまさに真正面だった。その部隊と3時半に山主宅で合流し終礼。
平成7年5月5日のゴールデンウイーク最後の日がぽんぼり活動最初の日だった。その日は以前の森林整備ボランティア組織から分離、独立して初めての活動日だった。その日はみんな高揚感に満ちていた。その時の気持ちをいつまでもみんなで共有し続けたいなと思いながら一日の作業を終えた。
DSC_5654.JPGテラスより対面の山DSC_5652.JPGズームすると…DSC_5653.JPG本日の現場 西側斜面
DSC_5527 a.jpg一か月前の様子DSC_5658.JPG本日の作業後

DSC_4384_1872.JPG昨年9月 自治会長宅よりDSC_5687.JPG本日の作業後DSC_5688.JPGお疲れ様でした!

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