第150定例活動報告
「東の森(12月15第3日曜日)」

全体報告<大日向>

五日市駅裏集合.JPG五日市駅裏集合今年最後の活動日21名が集まりました。
活動はいつも通り間伐と落葉高木の伐採・後処理となったが、比較的こまめに見ている柚子の所有者から柚子の剪定をしてほしい、そして柚子を必要なだけ全部持っていって結構だとのお話があり、午後はほぼ全員が剪定・集荷に走った。

とにかく今年は柚子が大豊作!とはいえ営業的にハケる先が少なく痛し痒しである。さりながらこのまま放棄しても…。

持ち主から熟れたキウイの差し入れ、栽培中のシイタケは今年最後ということで全量収穫、メンバーからケーキ・柚子ジャムの差し入れ、囲炉裏で焼き芋・茹で卵、そしていつものみそ汁とコーヒー、と食卓は賑やかでした。 豊作は人の心も豊かにします。

今年は台風の余波で作業日が3回続けてお休み!秋が短くて一挙に冬が来た感じです。それでも森は少しずつ変貌していきます。

老朽化したテラスを7年ぶりに新設!2度目とあって技術力もアップ、そして作業道の延長。
テラス上の人工林の二回目の間伐  杉桧が更に太く、高くなっていますが技術で補ってます。ここは三度目の間伐をすれば最高の美林!間違いなしです。
炭焼林が放置され高木となった落葉樹の伐採! 日差しが入ることにより陽樹が生い茂り落石を気にしない様になりました。ここでは今年 椿の花が咲き今は来年の蕾が見られる様になっています。ドングリがいたるところ散らばって落ち、根を張りつつあります。

新しいメンバー、病気からの復活組が加わりましたが、仕事でやむなく来られない人もいます。人生いろいろ 時間の余裕が出来たらまた是非復帰して欲しいものです。

一年間 怪我も無く無事に終わったことに感謝します。
柚子が鈴なり.JPG柚子が鈴なり3回目となりゃ手慣れたもんですよ.jpg3回目となりゃ手慣れたもんですよ取り残した柚子.JPG取り残した柚子

P1040573.jpg収穫のあとは…P1040572.jpg片付けが大変P1040570.jpg焼却処分します



活動報告<西山>

右側雑山の高木処理はY氏とA氏のチェンソー2台体制に手鋸数人の割り当てでしたが、Y氏が柚子剪定に廻り、チェンソーはA氏1台の態勢となリました。
作業結果は、高木(直径30cm級)を3本伐採、巻き添えを食らった10~15cm級が3本以上。

それに加えて、私も樹形・枝ぶりは、かなり劣りますが樹高だけは、吉祥寺で最も大きいPデパートのクリスマスツリーの4倍以上有る、モミの木を手鋸で1本…
久々の感触を、確かめながら 受け口・追い口 ツルを残して、息が切れ 最後は、チェンソーの誘惑に勝てませんでした。

作業が一段落し、唯一のチェンソーの燃料が切れ、皆の燃料も切れかかっていた頃。定時(?)1時間遅れでコーヒーが登場し、Y氏も到着しましたが、今日はマキ搬出の下見だけとの事。
午後作業は、当班のほとんど全員が柚子剪定・収穫班に合流しました。

右側雑山で、何回か作業をしたはずですが、萌芽更新が始まった大木が在れば、すっかり取り払った、柊・アオキがかなり伸びているなど、様子が以前とかなり違うので、活動報告を手繰って観たところ、前回からちょうど2年が経過していました。
チェーンソーデビュー!.jpgチェーンソーデビュー!薪割りも仕事のひとつ.jpg薪割りも仕事のひとつ腰の入りは中々.JPG腰の入りは中々



活動報告<佐伯>

今年を振り返って。。。

私にとってストレスフリーな環境を与えていただいてるぼんぼり山の会の今年。
さて、個人的に残るのは、今年は後になって会長から”佐伯の山”(エリアといった方が正しい!)と名づけてもらった場所の作業ですね。

すぐ下は畑だったり後で処理が面倒になりそうな斜面もあるので、大概重心と反対に倒すことになりました。ここは全て自分の思案で決められたので、成功も失敗も全て自分次第。これが挑戦心に火をつけ、いかにクリアするかを楽しみながら倒していきました。時にはベテランの力も借りてでしたが、後片付けもまあまあ思い通りにいき、視界が変わった様子を嬉しく思っています。

定例日に雨が降ることがあまりなかったぼんぼりですが、今年はずいぶん雨に泣かされました。3回連続で作業不可能という前代未聞の出来事でした。でもまあ、2007年からここまでやってきたのですから1度くらいこういうことがあってもおかしくはないんでしょうね。それにしても、週末になるとよく降りましたねぇ。

それとなんといっても”ゆず”の大豊作。私たちがぼんぼりに入った初年度以来でしょうか。
ほとんど手が入らない状態のままですから、例年の量で慣れてました。しかし今年のようなこともあるのですね。植物の不思議です。

基地の前のゆず畑は許可を頂いて、剪定を初めて3年ですが、これといってまだ成果がでてないように思いますので、あきらめず時間のある限り試していきたいと思っています。
P1040564.jpg作業の前に…P1040569.jpg昼食タイム♪今日も具沢山の味噌汁.JPG今日も具沢山の味噌汁

僕も一人前.JPG僕も一人前 その1P1040576.jpg僕も一人前 その2P1040568.jpg僕も一人前 その3

火の後始末は慎重に.JPG火の後始末は慎重にP1040583.jpg作業を終えてP1040581.jpg今日もお疲れ様でした

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第149回 定例活動報告
「東の森(12月7日 第1土曜日)」

全体報告<大日向>

DSC_6047.JPGDSC_6051.JPGDSC_6050.JPG

早や12月。泊りの忘年会をも兼ねた作業日に21名が集まりました。
10歳から82歳まで厚い層の参加です。

午前中はテラスに仮植えしたクヌギ30本弱を間伐して空間が出来た人工林に移植、全員がこれに取り掛かった。秋植えには遅いがこの春植えた苗は8割がた元気で来年が期待される。移植した後は茗荷畑が広がりこれも来年が楽しめます。シイタケも今年最高の収穫で3回連続して食材として賞味した。
P1040530.jpg植林用コナラ植林現場.JPG植林現場たくましく育てよー.JPGたくましく育てよ~

午後は隣地の柚子畑耕作者から急遽柚子もぎ・剪定・搬出の依頼があり300キロ弱を下ろした。とにかく今年は豊作で比較的熱心な耕作者でも採りきれない程であり来年の反動が心配される。さらに別の畑では草刈りの依頼があり、終日機械音が響く柚日和でした。

夕方は宿泊を兼ねた忘年会!風呂で疲れた体をいたわり夜遅くまで長い一日を過ごした。
今日も新メンバーが加わった。スケジュールの都合で月一回の参加との事であるが月一、三か月に一回、半年に一回でも思い立ったときに参加して、顔馴染みと「ヤァ、ヤァ!」しながら作業をする…そんな場所であるのも良いかな。
DSC_6059.JPGDSC_6060.JPG脚立で柚子もぎ.JPG



活動報告<神津>

柚子日和 2013.12.7
7月にかって上高地の入り口であった徳本峠を、島々側からキスリングザックにやや旧型のテントを担いで往復登山をし、重量負けで腰を痛めて盆掘に無沙汰をして以来、4ヶ月ぶりの参加となった。MLや友人から今日は柚子狩りと聞いていたので、トレーニングを兼ね意気込んでの出席だ。前日、前々日に伊豆の湯ヶ島から下田まで山の友人たちと40キロ弱を山道を含め歩いていたので、多少自信を持ちながらではある。

素晴らしい天気の下、いつも通りテラスへの登りで息を弾ませる。見渡す柚子林は初冬の日を浴び黄色の彩で美しい。コナラの植林の後、昼前から柚子もぎに入る。昨年始めて体験した実りようとは、格段に違い大豊作だ。ここ数年来見たことが無いと先輩諸氏の感想。前回の柚子狩りでも大量の出荷だったとか。今回入る林は持ち主の方の話では10年近く枝の剪定をしていないそうで、どの木も思いっきり枝を伸ばしている。先ずはそこから手をつけた。

昨年、刈った柚子の枝の山に梯子から落ち、上半身しっかり棘に刺されて、風呂で悲鳴を上げたことを思い出す。力技ならお任せをといった感じで、腕を伸ばしきり、せっせと太い主枝から詰めていったが、気がついたYさんから、切り過ぎだとアドバイスが入った。3割がた小さくすれば良いのだそうで、余り詰めると枯れてしまう由。実が付かなくては元も子もない。
お隣さんも鈴なり.JPGお隣さんも鈴なり高枝ばさみで柚子もぎ.JPG高枝ばさみで柚子もぎ今回だってハシゴは必須.JPG今回だってハシゴは必須

そういえば柚子の大馬鹿18年というのは成長や実りに時間がかかることを指しているのかな。樹木医のKさんによれば、成長を早めるためには、一般的に枳殻を土台にし、柚子を継ぐという。それではこの大きな棘は、枳殻の遺伝子によるものなのか、柚子本来の物なのか?植物には種の保存のため、種を遠くに移す使命があるが、動物が近づけないような危険でやっかいな棘を持つようになったのか? 次回Kさんに教えてもらおう。

柚子は艶と張りのある大きな実ばかりで、手にずっしりと重い。もいだそばから甘ずっぱい香りが漂い、心地が良い。枝から離れた実は、一人で転がって行く。
柚子と椎茸の入った味噌汁に舌鼓を打った後、休みもそこそこに作業に入る。収穫というのは楽しいものだ。農林業を営む人たちの喜びを僅かだが経験できて幸せだった。

Kさんによれば、柚子はバラ類ミカン科ミカン属で枳殻の仲間。何時頃から日本に入ってきたかは不明とか。以前はずっと小さかったのではと思われるとか。みかんの元は、熊本県八代市の高田(こうだ)みかん。これが後に紀州みかんに発展する由。景行天皇が高田の地に橘を植えたのが始まりと言われているそうで、秀吉も味の良さに仰天したと八代市のHPには書かれてあった。作業終了後、忘年会の宿のくつろぎでの折、柚子を生のまま皮を食べると上手いと教わり、半信半疑で口に入れると、これがその通り。香りと甘みがミックスして野菜を食べるようで驚いた。S嬢からは醤油に柚子を落とした逸品をいただき、ママレードはもとより、他にも柚子味噌や柚子胡椒などの作り方を伝授された。翌日妻はジャム作りに挑戦、友人も加わり納得の仕上がりにご満悦で、こちらも大いに点数を上げた。

それにしても宴会の席のシモネッタ話といい、肩の凝らない仲間の話は最高のご馳走で飽きることがない。来年は是非とも友人ともども泊まりたい。

        「もいだ実を 籠いっぱいに 柚子日和」           



活動報告<尾島>

刈払機、2回目

刈払機を手にするなど、思ってもみなかった事でした。しかし、台湾の友人が始めるある活動の拠点とする家の庭掃除を担当する事になり、前回Oさんに使い方を教えてもらって初めて草を刈ったのです。刃は金属刃ではなく、ナイロン刃と言われる径2ミリ、長さ15センチ程のナイロン線で、それを数本回転部に固定して作動させるのです。安全性は高いのですが、能力は金属刃には及びません。一通り操作を教わり刈り始めた時は、何処に目を置いて動かしたら良いか分からず、地面と回転部分の距離を掴むのが不安定でした。更に蔓草のクズが絡まり時々止めてはそれを取り除かなくてはならなかったのです。結果、大分緊張していたようで次の日には腕に筋肉痛が出てしまいました。

さて今回、朝礼での「基地の下の人がゆずの下の草刈りをしてほしいと言っている。誰かやる人は?」の呼びかけに手を上げ、ベテランのKさんと一緒にやる事になったのです。午前中はクヌギ苗を柞の森の東側に移植したのですが、その柞の森は既に灌木が繁り、切り倒した大木からの萌芽は隙間なく出ていて地面が見えません。Kさんは「金属刃の刈払機で刈れば…」と言いましたが、もしやるとしたらそれへの参加は遠慮します。

DSC_6077.JPG何故か昼休みもそこそこに午後の作業を始める人が何人もいて、我々も夫々の刈払機を持って基地の西側下の現場へ向かいます。そこは前回私が少しやり始めた所です。Kさんは開始早々にナイロン線がなくなったと、エンジンを停め固定の仕方を変えナイロン線をセットしました。私のも変更です。しかし、またも同じ事が… 私のも間もなくなくなってしまったのです。そこで、線は外れてなくなったのではなく、切れていた事を知りました。その後は、それまで2本ずつをセットしていたのを4本に変えると切れる事はなくなりました。前回は終始2本で切れる事はなかったのにどういう事でしょう。場所は前回と同じなので植生は同じです。違うのは回転速度で、前回は一人でやったので自信のなさから最高の手前までだったように思うのですが、今回はKさんが「最高に」と言うので上げたし、Kさんは勿論最高でしょう。高速がナイロン線にストレスを与えるので切れるのかもしれません。なお、前回の機械と機種が違うので確かではありませんが、最高速と最高速の手前の仕事能力の差はないように思えました。それにしても、ササが多く更にクズが縦横に伸びていて、それらの強力な繊維は刈払われずに回転部に巻き付くのです。すると、回転速度が落ちるので回転を停めて取り除かなければなりません。今回の機械は回転を停めてもそこそこのスピードで回り怖いので、時としてエンジンを切って作業しました。

刈り難い種類の草の為に、爽快に刈り進めると言う訳には行かなかったのですが、“ここもやるの!?”と思うようなササの密集ヵ所もクリアしました。エンジン音が周りの音を遮断し、集中をより高めてくれます。それは気持ちの良い時間だし、きれいになった作業の結果を見るのも気持ちの良いものです。更に、今回はどういう訳か筋肉痛は出なかったのも良かったです。
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P1040533.jpgDSC_6071.JPGDSC_6069.JPG

なめこの赤ちゃん発見.JPGなめこの赤ちゃん発見DSC_6082.JPG木の下にデカしいたけ発見.JPGデカしいたけ発見

こうやって焼くのだよ.JPGこうやって焼くのだよ午後の成果.JPG午後の成果近場で一泊懇親会.JPG本日のメイン(!?) 近場で一泊懇親会

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